一部のキーがおしづらい、と感じることはだれでもあると思う。特によく使うキーが押しづらい位置にあることほどストレスが溜まることはない。
親指シフトのキーボードや、キックスタータに出ているエルゴノミクスキーボードにも手が出そうになったが、あまり特殊な環境に慣れてしまうと、他の場所に行った時に困ってしまう。標準のキーボードを踏襲しつつ、自分の使いやすいように一部をカスタマイズする、というのが現実的な解ではないだろうか。
そんな要望を実現するのが、Karabiner - OS X用のソフトウェアだ。以前は'KeyRemap4MacBook'と呼ばれていたが、いつの間にか名前が変わったらしい。
Karabinerの操作は簡単で、アプリをたちあげ、'Change Key'のタブにキーリストが出てくるので、それぞれを変更する。
おこなった設定は次の通り。ちなみに僕はUSキーボードを使っている。
・スペースキーをシフトキーに。スペースキーのみ挿下時はスペースキー。
Space to Shift_L (When you type Space only, send Space)
・FJ同時押しをリターンキーに。
Simulatanious Key Presses - [F+J] to Return
・()の自動挿入
Shift to Shift(+When you press Shift only, send the appropriate paranthesis)
なお、Karabinerはトップメニューに表示しておくと便利。
正方形の枠のようなアイコンが表示される。