マックブックな日々(Macbook Geek)

Retina Macbook Proで行った設定、アプリのインストール、トラブル対策等の覚書

Excelの動作を軽くする

MS Office for Macを使っているが、Excelがやたら重くなることがある。セルに入力するときもカーソルがまったく現れず、入力して↩をおしても、レインボーのカーソルが出たまましばらく戻ってこない。

なんとかExcelの動作を正常に戻す方法ないかと探したら、これが参考になった。

ameblo.jp


僕の場合は、フォントの重複はなく、plistを削除しただけで、動作は軽快になった。

※なお上のリンクのplistの位置は若干変わっていて、


MacintoshHD(または自分の付けたコンピュータ名)> ユーザ > Preferences > com.microsoft.office.plist

を削除する。

’Karabiner'でKEYを変更する

一部のキーがおしづらい、と感じることはだれでもあると思う。特によく使うキーが押しづらい位置にあることほどストレスが溜まることはない。
親指シフトのキーボードや、キックスタータに出ているエルゴノミクスキーボードにも手が出そうになったが、あまり特殊な環境に慣れてしまうと、他の場所に行った時に困ってしまう。標準のキーボードを踏襲しつつ、自分の使いやすいように一部をカスタマイズする、というのが現実的な解ではないだろうか。

そんな要望を実現するのが、Karabiner - OS X用のソフトウェアだ。以前は'KeyRemap4MacBook'と呼ばれていたが、いつの間にか名前が変わったらしい。


Karabinerの操作は簡単で、アプリをたちあげ、'Change Key'のタブにキーリストが出てくるので、それぞれを変更する。

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おこなった設定は次の通り。ちなみに僕はUSキーボードを使っている。


・スペースキーをシフトキーに。スペースキーのみ挿下時はスペースキー。
 Space to Shift_L (When you type Space only, send Space)

・FJ同時押しをリターンキーに。
 Simulatanious Key Presses - [F+J] to Return

・()の自動挿入
 Shift to Shift(+When you press Shift only, send the appropriate paranthesis)


なお、Karabinerはトップメニューに表示しておくと便利。
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正方形の枠のようなアイコンが表示される。
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OSXをアップグレードしてApacheが動かなくなった時

遅ればせながらYosemite(OSX 10.10)にアップグレードしたらApacheが動かなくなった。ブラウザからローカルホストにアクセスすると403エラーが出てしまうのだ。
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この原因は、OSアップグレードでApacheの設定が初期化されてしまったことのようだ。OSX10.9はApache 2.2、10.10はApache2.4とApacheのバージョンも変わっている。

この対策としてもっとも参考になったのが、このサイト。Apache, MySQL, PHP and phpMyAdmin on OSX 10.10 Yosemite for Local Development


このサイトに書かれていることをここにも再掲しておく。


1) ユーザconfigファイルを修正

/etc/apache2/users/へ移動

$ cd /etc/apache2/users

ここに「ユーザー名.conf」のファイルがあるかどうかをチェック。(ユーザー名は、'$ whoami'で確認できる)なければ新たに作成する。
ユーザー名.confのファイルをrootで編集

$ sudo emacs username.conf

次のように書く。一行目の"/Users/username/Sites/"は自分の環境に合わせる。


AllowOverride All
Options Indexes MultiViews FollowSymLinks
Require all granted

confファイルのパーミッションは次の通り設定する

  • rw-r--r-- 1 root wheel 157 1 2 08:56 username.conf


2) httpd.confを編集

$ sudo nano /etc/apache2/httpd.conf

次の4行のコメントを外す。

LoadModule authz_core_module libexec/apache2/mod_authz_core.so
LoadModule authz_host_module libexec/apache2/mod_authz_host.so
LoadModule userdir_module libexec/apache2/mod_userdir.so

Include /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf


3) ユーザディレクトリのconfigファイルを編集

$ sudo nano /etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf

次の行のコメントを外す

Include /private/etc/apache2/users/*.conf


4) Apacheを再起動

$ sudo apachectl restart

iOS App開発:Xcodeの設定

UnityでiOSに書きだすと、Xcodeのプロジェクトファイル(xxxx.xcodeproj)ができる。
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iOSデバイスをMacに接続し、ロックを解除。Xcodeプロジェクトをクリック、Xcodeを起動する。
Generalタブ。'No Provisioning File'というエラーが出ている。'Fix Issue'をクリック。
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Apple IDとパスワードを入力。
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’View Detail'をクリックすると、詳細情報を見ることができる。
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設定したProvisioningファイルを選んで、'choose'をクリック。
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左上のPlay(三角形)ボタンをクリック、iPhoneにアプリが転送される。
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キーチェーンアクセスへの許可の確認ウィンドウが表示される。「許可」をクリック。
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iOS機器へのアプリ転送が完了すると、iOS機器上でアプリが起動する。

iOS App開発:.p12ファイルとProvisioning Profileの作成

参考:Adobe iPhoneアプリの開発方法 for Flashf:id:yasuda0404:20131011162257j:plain

iOSアプリ開発は色々なファイルが必要になる。

Certificateは開発者登録、App IDはアプリの識別番号、Devicesは開発に使用するデバイス。以上をまとめたProvisioningプロファイルを作るまでが、ひとつのプロセス。

一方で、Mac上のキーチェーンアクセスで作成したCSRファイルをDev Centerにアップロードし、Certificateファイルをダウンロード、キーチェーンに登録する。

iOSアプリ開発には、.p12ファイルとProvisioningプロファイルの2つが必要。

なんと、面倒なプロセス!


1..p12ファイルの作成

Apple Developer Centerへログイン。
'Certificates, Identifiers & Profiles'をクリック。
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Certificates
iOS AppsのCertificatesをクリック
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’+’ボタンを押して、Certificateを追加。
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種類を選択して、'Continue'
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ローカルのMac上でCSRファイルを作る。
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アプリケーション>ユーティリティから、キーチェーンアクセスを起動。
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キーチェーンアクセス>証明書アシスタント>認証局に証明書を要求...
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ユーザのメールアドレスにEメールアドレスを、通称に名前を入力。
CAのメールアドレスはブランクのままにして、要求の処理は「ディスクに保存」を選択。「続ける」
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CSRファイルの保存場所を選択し、保存する。
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'CertificateSigningRequest.certSigningRequest’というファイルが保存される。
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再びDeveloperサイトに戻る。
Upload CSR Fileの'Choose File...'をクリックし、さきほどの'CertificateSigningRequest.certSigningRequest’ファイルを指定。’Generate'をクリック。
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しばらく後、'Your certificate is ready.'の画面が表示される。CertificateをMac上にダウンロードする。
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今後は、Certificatesメニューから、Certificateをダウンロードできる。
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ダウンロードしたCertificateをダブルクリック。Certificateがキーチェーンアクセスに登録される。
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証明書を選択し、ファイル>書き出す。これで、.p12ファイルが作られる。



2.Provisioning Profileの作成
再びDev Centerへ戻る。

Identifiers
’App IDs'で、右上の'+’をクリックしてAppIDを追加する。
Explicit App IDは、厳密にIDを指定する場合。
Wildcard App IDは、最後の文字を'*'にすることで、複数のAppに使える。

App IDは、逆ドメイン(jp.co.xxxxなど)が推奨。Wildcardの場合、最後を'.*'(例えば、jp.co.xxxx.*)とする。

Nameは後で変更可能だが、IDは変えられない。

完全なApp IDは、
Prefix + '.' + ID
となる。


Devices
DevicesでiOS機器を追加する。UUIDはiOS機器をiTunesにつないで確認する参考
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Provisioning Profiles
Provisioning Profileとは、

  • App ID(一つのみ)
  • Certificate(複数可)
  • Device ID(複数可)

からなるファイル。右上の'+'ボタンをクリック。
Provisioning Profileの種類を選択。
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App IDを選択。
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Certificateを選択。Provisioning Profileの種類(Development/Production)と合致した種類のCertificateが必要。(未作成ならここから作成もできる。)
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該当するDeviceを選択。
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Provisioning Profileをダウンロードする。
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mbpの起動音を消す(mountain lion)

セミナーなどでMBPでメモを取りたいことがある。あるいは、「内職」したいことがある。
そんな時、静かな会場でMBPの起動音はかなり目立つ。音を消したい…と思ってもシステム環境設定にはそんな設定は見当たらない。起動音を消すアプリもあるようだが、できればアプリはミニマムにした いし、mountain lionではうまく動かないという投稿もある。

こういう時はコマンドラインの設定…というのが、最も自然な対策だろう、と思って調べると、こういう記事があった。感謝。

Google日本語変換を使う

Google日本語変換を使っている。
そこそこ満足しているが、便利になるほどもっと効率的に入力したいと言う欲求が強くなる。人間とはわがままなものだ。
体力と運動神経に任せてひたすらブラインドタッチの速度を上げる練習をしてもいいのだが、歳も歳なので、泥臭いことはやめてアタマを使ってみた。


1)変換プリセット
まず「環境設定」のページをカスタマイズする。
僕は以前のしがらみ?で、キー設定はATOKにしている。句読点、記号は自分のスタイルに合わせておく。
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2)よく使う文字のショートカット
自分の文章のスタイルによって、よく使う文字というのがある。これらを出すショートカットを覚えておくと、人生はかなり楽になる。
僕の場合は次だ。
「環境設定」パネルの、キー設定ーローマ字テーブル、「編集...」をクリックすると、文字(出力)とキー(入力)のテーブルが現れる。変更も可能だ。

僕がよく使う(…というか、もっと使って効率を上げたい)のは次。(【】はオリジナル設定、残りはデフォルト設定だ。)

文字 キー
x[
x]
z[
z]
z.
zh
zj
zk
zl

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